Legal Update

法改正・規約改正のポイント

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Why Now

いま、管理規約の点検・見直しが必要です。

2026年4月1日、改正区分所有法が施行されました。あわせてマンション標準管理規約も2025年に大きく改正され、総会の決議要件、修繕積立金の使途、所在不明者への対応など、管理組合の運営に関わる多くのルールが変わっています。古いままの管理規約は、最新の法令や現在の実態と合わず、いざというときに思うように決議や手続が進まないおそれがあります。「現行規約が、今の法律・暮らしに合っているか」を確認する好機です。

Key Points

2025〜2026年改正の主なポイント

管理組合の運営に関わりの大きい改正点を、わかりやすく整理しました。

01

区分所有者の責務の明確化

区分所有法に「区分所有者の責務」が新設され、標準管理規約もこれに整合。適正な管理への協力が、より明確に位置づけられました。

02

総会の決議要件の見直し

特別決議も出席者による多数決が可能に。定足数は「議決権の過半数」へ、共用部分の変更は3/4→2/3(バリアフリー化等)、マンション再生は4/5→3/4に緩和されました。

03

修繕積立金の使途の明確化・拡大

性能・機能を新築水準に高める「改良」工事や、建替え・更新・売却などマンション再生の調査・設計段階の費用にも充当できることが明確化されました。

04

所在等不明区分所有者への対応

所在が分からない区分所有者を総会決議の母数から除外する手続や、所有者不明・管理不全の専有部分を管理組合が扱うための手続が整備されました。

05

国内管理人・本人確認

海外居住の区分所有者に代わる「国内管理人」制度の手続や、役員等のなりすましを防ぐための本人確認の考え方が示されました。

06

総会運営・防災・IT対応

招集通知に「議案の要領」を示す見直し、緊急招集の通知期間(5日→1週間)、防災業務の明確化、IT総会の活用など、運営面も整備されました。

History

マンション標準管理規約 改正の経緯

標準管理規約は、社会情勢や法改正に合わせて繰り返し見直されてきました。主な改正の流れです。

2004年1月
名称・位置づけの整備
「中高層共同住宅標準管理規約」から「マンション標準管理規約」へ名称変更。専門家の活用、建替え、コミュニティ等に関する規定を整備。
2011年7月
運営ルールの明確化
議決権行使書・委任状の取扱い、財産の分別管理、長期修繕計画等の書類保管などを整理。外部専門家の活用も明記。
2016年3月
外部専門家・滞納・防災
理事・監事への外部専門家就任、暴力団排除、災害時の保存行為、管理費等の滞納措置のフローなどを整備。
2017年8月
民泊への対応
住宅宿泊事業法の制定を踏まえ、専有部分での民泊を可能とする場合・禁止する場合の規定例を明示。
2021年6月
IT総会・感染症対応
ITを活用した総会・理事会、共用施設の使用停止、議事録の押印廃止などを整備。
2024年6月
名簿・見える化・新設備
組合員名簿の作成・更新、修繕積立金の変更予定の見える化、EV用充電設備・宅配ボックス設置の決議の考え方などを追加。
2025年10月
改正区分所有法への対応
最新の大改正
区分所有者の責務、修繕積立金の使途、総会の多数決要件、所在等不明区分所有者の除外手続、国内管理人制度など、改正区分所有法を踏まえて全面的に見直し。

※ 改正の経緯は住宅新報出版「マンション管理の知識」等を参考に要約したものです。詳細・最新情報は国土交通省の公表資料、改正後の区分所有法・標準管理規約本文をご確認ください。

Our Support

PREAの規約改正サポート

「うちの規約は大丈夫?」——現状の確認から、改正案づくり、総会での可決まで伴走します。

Check

現状ヒアリング・点検

現行の管理規約・細則を確認し、最新の法令や実態とのズレを洗い出します。

Draft

改正案・比較表の作成

どこを、なぜ、どう変えるのか。改正案と新旧比較表をご用意し、理事会での協議を支えます。

Resolve

総会議案・説明

総会議案書の作成から当日の議案説明まで。合意形成と可決をサポートします。

規約の点検、はじめませんか。

「改正にどう対応すればいい?」「まず何から?」——初回のご相談は無料です。現行規約を拝見し、必要な見直しを一緒に整理します。

土日祝も対応/夜間(18:00–21:00)はリモート相談も可能です。